所長あいさつ

それぞれの人生と地域の暮らしを支える診療所を、
かけがえのないチームで。

それぞれの人生や生活、そのための元気と健康を支える診療所でありたい。その想いから2012年に同僚の宮地先生と赴任し、今も活躍する同僚と出会いつつ、様々な縁に恵まれながら2014年10月から浅井東診療所を運営してきました。地域の皆様のおかげで7周年を迎えることができ、多くの方々のご支援とご利用の賜物と心から感謝しております。

浅井東診療所がこれまで、そしてこれからも目指すのは「人と人が支え合う地域の健康拠点」です。職員一人一人がチームとして共に支え合い、地域の多くの関係者の皆さんと連携し協働することを基盤として、地域の皆さんの健康を支え、子育てや介護など人生で遭遇する相談に応じ、日常的な病気や急な怪我への対応、そして家族や地域の生老病死の絡み合う様々な健康問題に誠実に対応し続けていきます。そのための豊かなチームを育みながら、身近な窓口と頼りになる拠点としての診療所づくりを続けます。

そのためには「つながりと学びの場」づくりが基盤と考えています。診療所内の結束や協力はもちろん、地域の病院や行政の方々とつながりを作り、さらには滋賀県や日本、そして世界の良い取り組みや情報とつながって、質の高い医療の提供はもちろん診療所の質向上やチーム力を高める原動力にしていきます。
そして医学生や研修医への教育だけではなく、日々生涯学び合う職員の学習と成長の場にもしていきます。

最後に、これまでの歴史や私たちの目指す姿を思い出しながら、今後の浅井東のあるべき姿を考えました。それは「あなたらしさを支える、なじみの診療所」です。あなたらしい生き方・暮らし方・価値観が尊重され、人生の局面で何らかの形でお手伝いや治療やリハビリを提供し、これまで通りの日々が支えられるためのなじみの診療所でありたいと思っています。

人生や暮らしを医療の面から支える親しみと信頼関係と調和のとれた診療所にむけて、職員一同そのための研鑽とコミュニケーションを忘れずに歩んでいきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。